
WWE「RAW」が12月29日、フロリダ州オーランドで行なわれ、メーンイベントとなった世界タッグ選手権で、人気のジ・ウーソズが9度目の王座奪回を果たした。
今年最後の大会の最後の試合で、2025年のWWEの大トリwp飾ったのはジミー・ウーソとジェイ・ウーソのジ・ウーソズだった。
来年の引退を表明しているAJスタイルズと「ルチャの未来」と呼ばれるドラゴン・リーのコンビは今年10月にジャッジメント・デーを破り戴冠。当初は急造タッグ感がぬぐえなかったが試合を重ねるごとに息もぴったりと合い、お互いの空中殺法も化学反応を起こすかのように切れ味を増した。
WWE最長の625日の戴冠記録を持つなど2010年代を代表するタッグチームであるジ・ウーソーズは紆余曲折を経て、再び、タッグ戦線に戻ってきた。レジェンドレスラーのリキシを父に持つ双子だけに阿吽の呼吸での戦いぶりが光る。
ベビーフェイス同士の戦いは息もつかせぬ一進一退の攻防。AJスタイルズがジェイをとらえカーフクラッシャーを放ったがカウントはツー。だが、ジェイがスピアーで反撃、タッチしたジミーもウーソスプラッシュとふたつの決め技をAJスタイルズに浴びせたがこちらもカウントツー。
ジェイがAJスタイルズにスーパーキックを浴びせれば、AJスタイルズもペレキックで応酬。すかさず、スタイルズクラッシュとつなぎ、勝負は決まったかに見えたが、スリーカウント寸前で返される。
ドラゴン・リーのライガー・ボムも、ダブルフットスタンプも、リング下へのダイブもすごかった。4人の必殺技のオンパレードで会場は沸きに沸いた。
最後はフェノメナール・フォアアームを狙ったAJスタイルズに、ふたりがダブル・スーパーキック。ドラゴン・リーに合体技の1Dを決めて、ジェイがスリーカウントを奪った。
ヘビー級王座を失うなど、ここ最近は弱気になることが多かったジェイを、兄のジミーが支える、という関係だったが、ジェイは、兄弟の絆とともにこの試合で完全復活。今や、WWEには欠かせなくなった入場の際に会場全体がハンドウェーブをする「セレモニー」の中、ベルトを手に客席の中に飛び込んでいった。
超人気コンビの復活に、TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」の反応も早かった。ジ・ウーソズの9度目の戴冠カードを制作。スピード感あふれる展開だった試合にふさわしく、通常なら1、2日はかかる発注スタートをすぐに開始した。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























