
卓球のノジマTリーグは11月1日、エミテラス所沢2F TOKOROZAWA e-CUBEで、琉球アスティーダが岡山リベッツと対戦。今季から琉球に加入した大島祐哉がTリーグ男子史上初となる40-40(Tリーグ通算勝利数がシングルスとダブルスで各40勝)を達成した。
琉球は今シーズンからチームに加入した大島祐哉が、4番シングルスで英田理志にゲームカウント3-1で勝利。チームもマッチカウント4-0で勝利し、勝ち点4を獲得した。
大島は、Tリーグ史上10人目のシングルス40勝を達成。すでに記録していたダブルス40勝と合わせ、Tリーグ男子史上初となる40-40を達成した。

男子ダブルスでITTF世界ランキングの1位になるなどダブルスで頭角を現した大島。早大時代の2015年に世界選手権蘇州大会の男子ダブルスに森薗政崇(当時・明大)との大学生ペアで出場しベスト8に進出。リスボンでのグランドファイナルでは森薗と組みダブルスで優勝を飾った。
2016年のリオデジャネイロ五輪にサポートメンバーとして参加。同年のスウェーデンオーオウンではシングルスで優勝した。2017年には世界選手権デュッセルドルフ大会で森薗とダブルスで銀メダル、2018年にはワールドカップ(W杯)ロンドン大会の団体戦で男子日本初の銀メダル獲得にも貢献した。
2017年に木下グループと契約し、Tリーグには2018年から木下マイスター東京に所属。昨季までキャプテンも務め、2023-24シーズンには2シーズンぶり4度目の優勝にチームをけん引した。2025-26シーズンから琉球アスティーダに加入している。
昨季、MLBで大谷翔平投手(ロサンゼルス・ドジャース)が50本塁打・50盗塁の「50-50」を達成したが、大島の「40-40」ももっと話題になってもいい偉業である。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」(エポワン)では11月7日に大島の偉業を讃える限定トレーディングカードの発注をスタートした。2023-24シーズンからTリーグのトレカを制作してきた「エポワン」だが、大島にとってはファーストシーズンの2枚、昨季の2枚に続く、通算5枚目の「エポワン」はガッツポーズが印象的な熱い1枚となった。




Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。


























