Bリーグ2024-25シーズンのプレーオフは、いよいよ佳境に突入。
準々決勝を制した宇都宮ブレックス、琉球ゴールデンキングス、三遠ネオフェニックス、千葉ジェッツがそれぞれセミファイナルへと駒を進めた。
今季のBリーグを象徴するような顔ぶれで、いずれも、明確な武器とスタイルを持つ強豪ばかりだ。
この記事ではそれぞれのチームの特徴・キープレイヤーをトレカとともに紹介する。
■宇都宮ブレックス
堅実な守備と試合運びの巧さで勝ち上がってきたブレックス。
司令塔・比江島慎は今季もベテランらしい落ち着きと勝負強さでチームを支えた。
さらにリーグ屈指の点取り屋、D.J・ニュービルを中心としたオフェンス力も高い。
攻守のバランスが高いレベルでまとまっており、ファイナル進出の最有力候補だろう。
■琉球ゴールデンキングス
地区優勝、そして今年の天皇杯を制したゴールデンキングス。
プレーオフ直前で、チームの大黒柱・岸本隆一が怪我による離脱という悲劇に見舞われるも、若きエース脇真大らが躍動。
ジャック・クーリーとアレックス・カークによるツインタワー戦略も強烈で、その層の厚さを見せつけた。
逆境や土壇場に強いチームだけに、前人未到の三冠奪取への期待も高まる。
チーム平均得点1位。リーグ最強のハイパーオフェンスを支えるのは、アシスト王・佐々木隆成と、NBA経験を持つデイビッド・ヌワバ。
あらゆる角度から一瞬にして相手チームを切り崩す爆発力は、Bリーグでも群を抜いている。
特にヌワバはオフェンスだけではなく、リバウンドをはじめ献身的なディフェンス能力も光る。
レギュラーシーズンの勢いそのままに、悲願の王座を掴み取れるか。
■千葉ジェッツ
Bリーグ屈指のタレント軍団であるジェッツは、その中でもやはり富樫勇樹が鍵を握る。
ここぞという場面で得点を重ねる“勝負強さ”は今季も健在。QF2戦目では圧巻の5連続スリーで試合を決定づけた。
他にも、既に先発を努めている高卒スーパールーキー・瀬川琉久や、昨年の新人賞、金近廉ら若手にも注目だ。
さらには渡邊雄太も控えるこのチームに、今のところ死角は見当たらない。
セミファイナルに進出した各チーム、それぞれが異なる強みと個性を持ちながら、素晴らしい仕上がりで頂点への道を勝ち上がってきた。
これまで以上に拮抗した力を持つ4チームのぶつかり合いは、Bリーグの頂点を決めるのにふさわしい戦いとなるだろう。
そして、毎年新たな熱狂を生み出すBリーグの勢いはコートだけでなく、トレーディングカードの世界にも波及している。
BBM社が発行する公式トレカ「B. LEAGUE FAST BREAK」シリーズが、本年度は発売前から大きな注目を集めた。
この商品は発売時期によって「1st Half」「2nd Half」と2つのバージョンがあり、それぞれ収録選手が異なっている。
中でも「1st Half」には初登場となる渡邊雄太選手の1stカードが封入されており、「2nd Half」でも比江島慎、富樫勇樹を筆頭に吉井裕鷹、テーブス海、田臥勇太と、若手からベテランまでBリーグを代表するスター選手たちがカード化されている。
そしてなんといっても、限定で封入されている選手本人による直筆サインカードは、Bリーグファン垂涎のアイテムだ。
こういった直筆サインカードは裏面が証明書にもなっており、貴重なコレクションとして大切に保管しておきたい一枚になるだろう。
ぜひ、お気に入りの選手の姿が描かれたカードと一緒に、リーグ最高峰の戦いをぜひ見届けてほしい。
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文:伊藤航(株式会社ミント)