「Sports Collectors Daily」(SCD)がFIFAワールドカップ2026北中米大会のトレーディングカード的な見地から大会展望を掲載。出場する32か国を1次リーグのグループ別に紹介した。
「SCD」によると
サムライブルーは規律正しく、技術的にも堅く、番狂わせを起こす能力がある。彼らはワールドカップに安定して出場し、才能ある選手を輩出し、尊敬を集めてきた。
日本代表が(世界的な)コレクターズアイテム市場から注目されることはほとんどなかったが、それは変わりつつある。10年前にはほとんど予想もできなかった様々な要因の組み合わせによって、トレカ業界で最も影響力のあるグローバルな力のひとつとなっている。
ポケモンカードの世界的な人気は、コレクターの世代を日本のカードに導いた。大谷翔平や山本由伸といった日本人MLBスター選手の成功も、カードの需要を広げられることを示した。かつて多くの米国のコレクターからニッチな分野と見なされていたものが、日本では今では最も急成長している趣味になった。
その成長は、野球カードの枠を超えている。日本発行のスポーツカード、トレーディングカードゲーム、サッカーのコレクターズアイテムの素晴らしさによって、世界中のコレクターが日本の選手や日本製カードを追い求めることにますます関心を持つようになった。
サッカー日本代表はかつてないほど強力になっている。今大会の代表のロースターは日本サッカー史上、おそらく最も層が厚い。

日本代表のチームロゴ 2026 パニーニ・アドレナリンXL FIFAワールドカップ
コレクターにとって、グループFは日本という新興の強豪と、サッカーの伝統的強豪であるオランダ、そしてスウェーデンとチュニジアという危険な挑戦者の組み合わせで、トーナメントの中でも最も興味深いグループのひとつかもしれない。
日本代表は1998年以降、すべてのワールドカップに出場し、ラウンド16に4回進出している。次のステップは明白。ノックアウトステージの試合に勝ち、世界のエリートの一角として地位を確立することだろう。日本が他国にとって危険であるのは、単一のスーパースターの存在ではない。それは「懐の深さ」である。サムライブルーは高い位置でプレスし、素早く反撃し、異なる相手に戦術的に適応できる。複数のスタイルでこれほど得意なナショナルチームはほとんどない。
コレクターにとって、日本代表の選手たちが成長している市場の中心となっている。サッカーカード市場はこれまで日本のスター選手に関して野球に遅れをとってきたが、今回のワールドカップ開催がその差を縮めることにつながるかもしれない。
久保建英は目玉の中でも目玉の選手である。レアル・ソシエダのスターはヨーロッパで最も創造的な攻撃力をもつ選手のひとりで、世界の舞台でのブレイクの可能性を胸に大会に臨む。

久保建英 2019-20 パニーニ・クロニクルズ – コンテンダーズ ルーキーチケット #RT-5
どのチームにも「顔」が必要で、日本代表にとって、それは久保である。ドリブル能力、視野、創造性が、一瞬で試合を変える最も能力のある選手にしている。
まだ24歳の久保は、未来のスーパースターのレッテルを長年背負ってきた。元バルセロナのアカデミーで有望株だった久保は着実に成長し、ラ・リーガで最も危険な攻撃的選手の一人へと成長し、キャリアの絶頂期にワールドカップに臨んでいる。
収集の観点から見ても、久保はすでにアジアで最も重要な選手である。
久保のルーキーカードは2019年に発売された。最も人気のあるRCはパニーニ・クロニクルズセットの収録されたカード。そのカード価値は長期的に下落傾向にある。過去3年間で「eBay」で1,000ドル以上で売れたカードはわずか5枚だけで、直近は2年以上前の2024年5月だった。
4月29日、2022年のトップス・リアル・ソシエダ特別イベントの希少なサイン入りカード「アイシー・リフラクター PSA 9」が650ドルで販売された。

久保建英 2022 トップスリアル・ソシエダ特別イベント オンカード オートアイシー PSA 9
日本で大谷のように世界のスポーツの話題を席巻したサッカー選手はこれまでにいないと言っても過言ではない。まったく新しい世代のコレクターたちにとって日本サッカーの顔となるチャンスがある。すでに、本田圭祐が10年以上前に日本を名声に導いて以来、日本が輩出した最も重要なサッカー選手かもしれない。
ワールドカップは、若い選手をより広く、スタンドの観客や世界のカードコレクターに紹介するイベントでもあるようだ。鈴木彩はその選手になる可能性がある。
23歳の鈴木彩は世界サッカーで最も有望な若手ゴールキーパーのひとりとなり、本大会に日本の疑いようのないナンバーワンのGKとして臨んでいる。その運動能力、自信、そして足でボールを扱う能力は、すでにヨーロッパの主要クラブの注目を集めている。

鈴木彩艶 2026 パニーニ アドレナリンXL FIFAワールドカップ #253
ゴールキーパーはストライカーのようにカード収集の需要につながることは少ないが、鈴木彩は違う。彼の年齢、将来性、そして成長する知名度は、日本のロースターで最も長期的に興味深い収集の対象にしている。日本が今大会で飛躍すれば、鈴木彩の株も大幅に上昇するだろう。
「SCD」では久保と鈴木彩のほかにも「遠藤航はリーダーシップと安定をもたらしている。鎌田大地はアジアで最も技術的に優れたミッドフィールダーのひとりであり続けている。ゴールキーパーの鈴木彩艶は、最も有望な若手キーパーの一人として頭角を現している。冨安健洋は体調万全なら世界で最も多才なディフェンダーのひとりであり続けている」と紹介している。
また、グループFの出場国では注目選手として、オランダのヴァージル・ファン・ダイク、コーディ・ガクポ、フレンキー・デ・ヨング、シャビ・サイモンズ、スウェーデンのヴィクトル・ギョケレス、アレクサンダー・イサク、ヤシン・アヤリ、チュニジアのエリエス・スキリ、ハンニバル・メイブリを挙げている。
トレーディングカードジャーナル編集部





























