海外の大手鑑定会社のグレーディングデータを集計し、公開している統計サイト「Gem Rate」が2026年3月のレポートを発表した。
PSAは初めて、1か月間に200万枚以上のカードをグレーディング鑑定。これはスポーツ、TCG、ノンスポーツカテゴリーを合わせて合計2,175,761件の申し込み数となった。これは月間比+16%、前年比+47%で、営業日あたり平均98,898枚のカードを鑑定した計算になる。
業界全体のグレーディング鑑定は3月に約297万枚と過去最高を記録し、2月から48万枚増、2月全体比で119%増加(営業日あたり+13%)となった。前年同期比で市場全体が50%も増加した。
PSAの217万枚にはTCGやノンスポーツも含まれているが「Gem Rate」のデータによると、スポーツカードだけで3月にはPSAの申し込み件数が70万件(前月比+12%、前年同期比+2%)という驚異的な数字となった。3月には、主要な鑑定会社で合計で約86万3,000枚のスポーツカードがグレーディングされた。
2026年3月にPSAでグレーディング鑑定されたブランドの上位は
2025-26 TOPPS バスケットボール – 12,100枚
2025-26 TOPPS Chrome バスケットボール – 11,400枚
2025 Topps Now ベースボール – 7,900枚
2024 PANINI Select フットボール – 7,100枚
2025 PANINI Mozaic フットボール – 6,500枚のカード
2025 Bowman Chrome ベースボール プロスペクトサイン – 6,000枚

2026年3月にPSAでグレーディング鑑定された選手のカード上位は
2025-26 TOPPS クーパー・フラッグ #201 – 5,800枚
2025-26 TOPPS Chrome クーパ・フラッグ #251 – 1,700枚
1989 UPPER DECK ケン・グリフィー・ジュニア #1 – 1,200枚
PSA以外の鑑定メーカーの動向は
CGC – 合計600,000枚のカードがグレーディングされた(前月比+33%、前年比+141%—過去最高)。スポーツ・その他の割合:87,000枚(前月比+8%、前年同期比+305%)。依然として圧倒的にTCG中心(ボリュームの85%)だが、野球とバスケットボールのスポーツも強化されている。
BCG(ベケット) – 合計106,000枚(前月比+21%、前年比+54%-過去最高)。スポーツ・その他:30,000枚(前月比+28%、前年比+9%)。スポーツカードのトップは、PSAと同様に、フラッグや大谷翔平。
SGC – 合計47,000枚(前月比+14%、前年比-73%)。スポーツ中心:43,000件のスポーツ投稿。SGCの3月のトッププレイヤーは、マイケル・ジョーダン(1,809回)、ミッキー・マントル(1,031回)、大谷翔平(931回)、ハンク・アーロン、ウィリー・メイズ。スポーツカテゴリーでは野球が全体の52%。
TAG – 合計47,000人(前月比+6%、前年比+189%)スポーツ&その他:3,000。
また、フットボール(アメリカンフットボール)はCGCで前月比-14%と割合を下げたが、他のメーカーは横ばいで安定した人気を誇った。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























