
Wリーグプレーオフの第4戦が4月12日、京王アリーナTOKYOで行われ、レギュラーシーズン2位のデンソーアイリスが70ー51で同1位のトヨタ自動車アンテロープスに勝利。3勝1敗として初優勝を飾った。デンソーは昨季まで2季連続で決勝で敗れて準優勝だった。トヨタ自動車は3度目の王座に届かなかった。
デンソーは3戦先勝のプレーオフ第1戦で、日本代表の髙田真希が26点をあげるなど、75-66で先勝。第2戦はトヨタ自動車に敗れ、1勝1敗となったが第4クォーターまで激戦を繰り広げた。第3戦も髙田が両チーム最多の24得点で2勝目をマークし、初Vに王手をかけていた。
第1クオーター(Q)、デンソーは笠置晴菜のWリーグ通算1000本目の3点シュートや、相手ファウルによるフリースローを連続で決めて18-8とリード。トヨタ自動車は終盤、山本麻衣がドライブからのシュートや、スチールにつながるパスカットなどで追い上げ。デンソーが18-13として終えた。
第2Qは中盤、デンソーが川井麻衣のミドルシュートなどでリード。トヨタ自動車も金田愛奈の3点シュートなどで食らいつく。デンソーは30-30からシラソファナ・ファトージャが得意のミドルシュートを3本連続で決めるなどして再び差を広げ、38-33で折り返した。
第3Qに入ると、トヨタ自動車は厳しい守備でデンソーに得点させない間に安間志織のドライブなどで逆転。しかし、デンソーに流れを再び引き寄せたのは薮未奈海だった。5分過ぎに薮がドライブから、このクオーター初の得点をチームにもたらすと、レイアップなどで加点。笠置の3点シュートなどで追い上げて逆転し、50-49となった。
第4Q、デンソーは厳しい守備で相手に得点を許さず、薮や髙田の3点シュートなどで逃げきり。薮が3点シュートを3本決めるなど、一気に突き放した。
MVPには髙田が選ばれた。残り10秒で、勝利を確信すると、ゆっくりと、感慨深げにドリブルをして、タイムアップを待った。デンソー入団から18年目で初めて頂点に立ち「本当にうれしい。うまくいかなかったり、投げ出したくなる場面もたくさんあるが、続けることでいい思いができる。やり続けることの大切さを感じてもらえれば、私自身も優勝した意義がある」と話した。
第3クオーター中盤からの活躍で勝利に貢献した薮は「勝ててうれしい気持ち。いいことも悪いことも経験したシーズン、最後にプレーで完結したのがよかった」と話した。
WリーグのトレーディングカードはBBMのオールスポーツカードにスター選手が収録されることもあるが、WEBサービスの公式カードコレクション「W LEAGUE CARD COLLECTION(Wコレ)」、そのリアル版「レギュラーシーズン2025-26 シークレットトレーディングカード」がある。今季の開幕に合わせ「Wコレ」では全チームの選手カードを一新し、500枚超の新デザインカードが登場した。
Wリーグのスター選手たちの活躍を最大限に引き出す、躍動感あふれるデザインで、イベントにあわせたオリジナルデザインのカードや選手の栄光ある受賞デザインカードなども作られた。
激闘を繰り広げたプレーオフだけでなく、レギュラーシーズンも、「Wコレ」ももっともっと、スポーツファンに、カードコレクターに知って欲しいWリーグである。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























