
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で1次ラウンドC組の日本代表侍ジャパンは3月8日、吉田正尚選手の逆転ツーランなどでオーストラリアを4-3で下し3連勝。準々決勝進出が決まっていた侍ジャパンだったが、C組の1位突破を決めた。
WBC連覇を目指す日本は台湾、韓国に連勝し、この日は同じく2連勝のオーストラリアと対戦。試合は天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが観戦される「天覧試合」となった。
先発はチーム最年長の36歳の菅野智之投手で、変化球を低めに集める安定したピッチングで4回を無失点に抑え、試合は5回を終えて0-0の投手戦に。6回に二盗を狙った走者を失策で生還させるなど、今大会初めてミスが続く展開となった。
重い雰囲気を変えたのは4番・吉田だった。7回、大谷翔平投手の四球をきっかけに2死一塁とし、ランナーを一塁において内角低めのボール球をすくい上げて右中間スタンドへ。飛距離は120メートルで、打球速度172キロの強烈な打球は東京ドームの右翼席に突き刺さる逆転2ランとなった。
吉田は7日の韓国戦に続くアーチ。前回大会のメキシコとの準決勝では、起死回生の同点3ランも放ち、頼れる4番ぶりを証明した。
日本は8回にも代打の佐藤輝明内野手の左翼線への適時二塁打、鈴木誠也外野手の押し出し四球で2点を追加。9回にソロホームラン2発で1点差に迫られたが、守護神・大勢が逃げ切った。
「重苦しい雰囲気だったが、なんとか打ててよかった。タフな投手が続いていたが、自分のベストスイングをしようと思った。それがホームランになってよかった。国際大会は厳しいゲームが続く。最後までみんなが諦めていなかったし、勝てたことが一番です」と吉田は話した。

TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」のWBCカードはもちろん、吉田の逆転2ランとなった。吉田にとってのWBC「TOPPS NOW」はチームセットなどを除く、試合からのカードでは前回大会の準決勝での同点3ラン以来となった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。


























