
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開幕した。開会式に先立って行われたアイスホッケー女子1次リーグB組では、日本代表「スマイルジャパン」がミラノ・ロー・アリーナでフランスを3-2で下し、白星スタートを切った。
世界ランク8位の日本に対して、フランスは同15位。昨年2月の五輪最終予選初戦で7-1と快勝した相手だったが、この日は大きく上回るシュートを放ちながらも得点につながらない展開。それでも、この日は粘りのホッケーで接戦を制した。
第2ピリオドで4大会連続出場の大黒柱・FW浮田留衣(ダイシン)が先制点。その後すぐに追いつかれたが、第3ピリオドでFW伊藤真琴(トヨタシグナル)が貴重な勝ち越し点を決め、さらにFW前田涼風(道路建設ペリグリン)がゴールキーパーも攻撃に参加して無人になったゴールに落ち着いてパックを流し込み追加点を挙げた。終了間際に1点差に迫られたが、リードを守り切った。


ゴール左上に鮮やかなハイショットを決めた伊藤は「相手のゴールキーパーはあまり大柄な選手ではなく上が空いていたが、入ると思っていなかったので素直にうれしかった。第2ピリオドの最後に自分のミスで失点してしまったので、取り返したいと思っていた」と話した。
この伊藤をはじめ、23人の代表メンバーのうち、11人がオリンピック初出場だ。
18年平昌大会で初勝利を挙げ、22年の北京大会では1次リーグ突破を果たし、過去最高順位の6位となった。ただ、その後はメンバーの顔ぶれががらりと変わった。3大会連続で主将を務めたFW大沢ちほら経験豊富な選手が現役を引退するなど世代交代も進んだ。

キャプテンのFW小池詩織(道路建設ペリグリン)は「自分にとって4回目のオリンピックで、過去の大会ではメダルをとれなかったので、ここで歴史を変えるつもりで臨んでいる。全員でどん欲にゴールへ向かおうと声がけをしていて、今後の予選リーグを戦ううえで非常に重要な1勝になった」と話した。
アイスホッケー女子は全10チームが参加し、予選リーグは5チームずつ2グループに分かれて計4試合の総当たり戦が行う。グループAには世界ランク上位5チーム(アメリカ、カナダ、フィンランド、チェコ、スイス)が入り、結果に関わらず準々決勝進出が決まっている。グループB(スウェーデン、日本、ドイツ、フランス、イタリア)からは上位3チームが準々決勝に進むことができる。
日本は勝ち点3をマークして初のメダル獲得へ大きな一歩を進めた。


エポック社の「TEAM JAPAN OFFICIAL TRADING CARDS」ではこれまで、女子アイスホッケー選手のレーディングカードを制作してきた。最新作の「TEAM JAPAN SYMBOL ATHLETES & NEXT SYMBOL ATHLETES」にはネクストシンブルアスリートとして伊藤が、「 TEAM JAPAN WINTER ATHLETES」には小池と伊藤、OGの久保英恵のカードが収録されている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























