
第60回スーパーボウルは2月8日、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで行われ、シアトル・シーホークスが29-13でニューイングランド・ペイトリオッツを下し、2014年以来12年ぶり、通算2度目の優勝を果たした。
第1クオーター(Q)のオープニングドライブで、RBケネス・ウォーカー三世のランとQBサム・ダーノルドのパスを組み合わせて前進。3分にKジェイソン・マイヤーズが33ヤードのFGを決めて3-0と先手を奪った。
その後は守備ラインが圧倒的な守備力を発揮して、単独最多となる7度目の優勝を狙ったペイトリオッツをねじ伏せた。LBデリック・ホールやDTバイロン・マーフィーが相手QBドレイク・メイに6つのサックを浴びせるなどディフェンスで試合を支配した。
攻撃はペイトリオッツの堅守に対しウォーカーの効果的なランで陣地を進め、第3Q終了までにFG3本を追加して12-0とリードした。
第4Qにはターンオーバーから始まったオフェンスで、ダーノルドがTE、AJ・バーナーへ16ヤードのTDパスを通して19―0。直後にTDパスを返されたものの、残り5分35秒にマイヤーズがスーパーボウル新記録となる1試合5本目のFGを成功させて22-7。残り4分27秒にはLBウチェンナ・ヌウォスの45ヤードインターセプトリターンTDでダメを押した。
シーホークスのQBサム・ダーノルドは1本のタッチダウンパスを通すと、Kジェイソン・マイヤーズはスーパーボウル記録となる5本のFGを蹴り込んだ。

ペイトリオッツのメイは、23歳ながらチームを復活に導き、史上最年少でのスーパーボウル制覇を目指していたが、6度サックされる展開の中でオフェンスをけん引することができなかった。
ペイトリオッツは試合開始から9回の攻撃シリーズで8回をパントで終えた。ようやく第4QにTDを奪ったものの、その後もメイはの苦境は続き、攻撃時のターンオーバーからシーホークスの追加点を許した。

161ヤードを記録してシーホークス攻撃陣のけん引役となったウォーカー三世がMVPに選ばれた。
シーホークス守備陣がペイトリオッツとメイを抑え込む中、要所で20ヤード以上のランを連発し、シーホークスが19-0のリードを広げることに貢献した。この試合でキャリー27回、135ヤードに加え、キャッチ2回で26ヤードもマークした。
ランニングバックがスーパーボウルのMVPに輝くのは、殿堂入りしたテレル・デービス(デンバー・ブロンコス)以来。1998年の第32回スーパーボウルでブロンコスはグリーンベイ・パッカーズを下した。
就任2年目、38歳のマイケル・マクドナルド・ヘッドコーチは史上3番目に若いスーパーボウル制覇指揮官となった。
シーホークスとペイトリオッツは2015年の第49回スーパーボウルでも対戦。シーホークスは24-28で迎えた第4Q残り30秒に敵陣1ヤードまで迫ったものの、逆転TDを狙ったQBラッセル・ウィルソンのパスがインターセプトされ惜敗。11年ぶりの再戦でリベンジを果たした。
トレーディングカードの相場動向を追いかける米国の人気サイト「SPORTS CARD INVESTOR」ではスーパーボウル直後に、フットボールのカテゴリーでダーノルドのカードがトップ3を独占。1位(全体9位)は「2018 DONRUSS」、2位(全体10位)は「2018 PRIZM)、3位(全体11位)は「2018 OPTIC」となった。ドラマチックなNFL人生を送ってきたベテランのカードは人気だったが、スーパーボウル制覇でさらに評価を上げた。カテゴリー4位(全体15位)はメイの「2024 OPTIC」だった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























