
WWEのPLE「ロイヤルランブル」が1月31日、サウジアラビア・リヤドで開催され、AJスタイルズが現役引退をかけた試合でグンターに敗れた。
ニックネームの「ザ・フェノメナール」(驚異的な)通りの抜群の身体能力を生かし、米国インディーからTNA、新日本プロレス、WWEとトップを走り続けてきたAJスタイルズ。昨年9月に「2026年で引退する」と電撃表明していた。
ジョン・シナの最後の試合に勝利した後、シナと同じくラストマッチで勝利したマーク・ゴールドバーグを愚弄する行為を続けてきた「キャリアキラー」グンターに怒ったAJが対戦を要求。1月19日の「RAW」での対戦が実現し、グンターをカーフクラッシャーでタップさせたが、レフェリーの死角でのタップは策略。AJの決め技から逃れたグンターのパワーボムで、逆転の3カウントを奪われた。AJは再戦を要求。グンターが再戦の条件として現役引退をあげ、周囲が反対する中、AJが決断してこの日のリマッチが決まった。
試合途中に左腕から出血しながらもカーフクラッシャー、フェノメナル・フォアアーム、450スプラッシュと大技を連発。24分5秒の激闘となったが、最後はグンターの裸締めのスリーパーホールドで失神KOされた。
壮絶な最期にサウジアラビアのユニバース(WWEファン)も静まり返り、泣き出すユニバースもいた。
試合後にはグローブを外し、リングに置こうとしたが、すぐに再び装着。自身のポーズでグローブに刻まれた「フェノメナル・シンボル」を掲げた。コーナーにも上り、声援に応えた。静寂から再び、沸き起こった大歓声と拍手の中、花道を歩いて退場した。
48歳の早すぎる現役引退となったが、将来的に人気のPLE「ロイヤルランブル」でのサプライズ復帰の可能性もまだまだ否定できない。2016年にAJが新日本プロレスからWWEに移籍した際も「ロイヤルランブル」が電撃デビューの場だった。

TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」ではこの日の試合から、最後にコーナーに上がりポーズを決める姿をトレーディングカードに。購入者の中から抽選で当たる「LUCKY HIT」には直筆サイン入りの1of1も企画された。AJスタイルズはやっぱり、カッコよかった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























