
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた2月14日からの日本代表合宿(宮崎市)でアドバイザー役を務めることになった。井端弘和監督の要請による参加で、正式なコーチ登録はせずに選手への助言などを行う。
昨年10月に2度目の右肘手術を受け、リハビリに取り組んでいる。選手として代表入りした2023年の前回第5回大会ではメジャー勢でただひとり、直前合宿から参加し、日本の優勝に貢献した。2009年の第2回大会では胴上げ投手になった。

今回の合宿にはプロ野球巨人や米大リーグ、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんも激励に訪れることが発表されている。
ダルビッシュは米国での現役引退報道を受け、SNSで「パドレスとは昨年から契約破棄する方向で話をしていますが引退はまだ決めていません。自分の意向はオフシーズンに入ってから一貫して同じですが現時点ではまだパドレス、選手会、代理人と話が詰められていない状態です。自分としてはしっかりリハビリをやり抜き、心身ともに試合で投げられるなと思えばまた一から勝負したいなと考えています」と投稿。3年が残ったパドレスとの契約を破棄しながらも、現役続行の意思を示していた。

2023年からパドレスと6年総額1億800万ドル(約140億円=契約当時のレート)で契約を延長。42歳となる28年シーズンまでというベテランでは異例の長期契約を結び、話題になった。22年には自己最多に並ぶ16勝を挙げたが、その後は勝ち星も8、7、5勝と減少。昨年11月には右肘手術を受け、今季は全休する見込みとなっていた。球団からの正式発表はないが、契約を破棄してリハビリを続け、現役続行を目指すことになりそうだ。
ダルビッシュは右肘手術を受けて2015年に全休。16年に7勝、17年に10勝と復活した。不屈の右腕のWBCでの快投は今回は見ることはできないが、元気な姿は宮崎で観ることができる。
前回大会の宮崎合宿では桜をバックにした投球練習の姿がカードになり、人気を呼んだ。今回は侍ジャパンユニを着ることはないかもしれないが、カードに写り込む可能性はある。かつて、TOPPSのオンデマンドカード「TOPPS NOW」の「Road to Opening day」のパドレス版で、ダルビッシュのカードにパドレスのアドバイザーを務める野茂英雄さんの半身が写り込んだように。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。


























