
MLBヒューストン・アストロズは1月2日、NPB埼玉西武ライオンズからポスティングシステムを利用してMLB球団と交渉していた今井達也投手と契約合意したことを発表した。
西武は今井の希望を承諾して、昨年11月にポスティングシステムを申請。この日の米東部時間午後5時に交渉期限を迎え、期限時刻とほぼ同時の発表となった。
契約は2028年の3年間で、今季と来季終了後にそれぞれ選手側にオプトアウト(契約破棄)の権利がつく。その他の契約内容の詳細は、正式には公表しないとダナ・ブラウンGMが発表した。

だが、米メディアなどによると、年平均年俸は1800万ドル(約28億円)で3年計5400万ドル(約84億円)。契約には出来高が含まれており、1年目に年間100投球回を達成すれば、300万ドル(約4億7000万円)を得るだけでなく、27、28年の年俸は2100万ドル(約32億8000万円)にアップされ、最大で3年総額6300万ドル(約98億3000万円)となる。
3年契約を満了した場合、西武への譲渡金は997万5000ドル(約16億円)になり、出来高をクリアすればさらに増額されるが、1年で契約を破棄した場合、360万ドル(約5億6000万円)となる。
アストロズはエース左腕のフランバー・バルデス投手がFAになり、先発ローテーションの強化を必要としていた。球団の公式SNSなどで「今井はアストロズにとっては、松井稼、青木宣親、菊池雄星に続く4人目の注目すべき日本人選手」と紹介した。今井の獲得にともない、33歳の救援右腕、カレブ・オートをメジャー40人枠から外した。

今井は2018年にドラフト1位指名を受け作新学院高から入団。西武での8シーズンの通算成績は159試合に登板し58勝45敗、防御率3.15。エースとして3年連続の2ケタ勝利をあげ、24年には最多奪三振のタイトルを獲得した。昨季は10勝5敗、防御率1・92。投球回(163回2/3)を上回る178三振を奪った。
西武ではマウンドでの圧巻の投球だけでなく、同じくポスティング申請した髙橋光成と「ロンゲブラザーズ」を結成するなど脚光を浴び、トレーディングカードでも人気を集めてきた。ポスティング申請後はさらに市場価格を上げている。入団会見は5日に、本拠地のダイキン・パークで行われ、この様子が「アストロズ・今井」の初トレカになりそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























