日本スケート連盟が12月21日、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック(来年2月6日~)のフィギュアスケート競技に出場する日本代表選手12名を発表した。
この日、代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日が東京・代々木第一体育館で行われた。この大会の結果や今シーズンにおける対象大会の成績などを基に、オリンピックや世界フィギュアスケート選手権大会に派遣するTEAM JAPANメンバーが選出された。

男子は全日本選手連覇を達成した2022年北京五輪銀メダリスト・鍵山優真のほか、2位の佐藤駿、3位の三浦佳生を代表に選出した。佐藤と三浦は初の五輪出場となる。

女子は全日本選手5連覇を達成した坂本花織、3位の千葉百音、4位の中井亜を代表に選出した。坂本はフィギュア日本女子初の3大会連続出場となる。2位に入った島田麻央は年齢制限で五輪出場資格がない。

ペア種目では北京2022で坂本と鍵山とともに、団体戦で銀メダル獲得に輝いた三浦璃来・木原龍一をはじめ、9月に行われたオリンピック最終予選で出場枠を勝ち取った長岡柚奈・森口澄士が選出された。木原は日本フィギュア初の4大会連続五輪となった。
アイスダンスは個人の五輪出場枠はないが、団体戦メンバーとして選出。国際連盟(ISU)の最低技術点を唯一クリアし、全日本を制した吉田唄菜・森田真沙也組が選ばれた。
「代表に決まり嬉しい気持ちもあるが、やるべきパフォーマンスに向けて集中して頑張りたい。残り1か月、五輪を全力で楽しむために大変なこともいっぱいあるが、乗り越えて頑張りたい。本番で自分自身の力、全ての滑りを出していけるように」と鍵山は話した。
また、坂本は「この全日本選手権で公言していた、優勝してオリンピック一発内定と、密かに目標にしていた3大会連続出場を果たせた。嬉しいし、決まったからにはやれるだけやる。毎日自分に喝を入れて、いざ本番で立った時、大丈夫と思えるくらい練習を積めるように頑張ります」と話した。
【ミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピックフィギュアスケート代表】
☆女子
坂本花織
中井亜美
千葉百音
☆男子
鍵山優真
佐藤駿
三浦佳生
☆ペア
長岡柚奈・森口澄士
三浦璃来・木原龍一
☆アイスダンス(団体戦)
吉田唄菜・森田真沙也
来年1月に発売される「EPOCH 2026 TEAM JAPAN OFFICIAL TRADING CARDS TEAM JAPAN WINTER ATHLETES」には、この日、発表されたメンバーの中では佐藤、坂本、千葉のカードが収録され、千葉はサインカードも封入される予定だ。また、次々回大会を目指す島田は「WINTER ATHLETES」とともに「EPOCH 2025 TEAM JAPAN OFFICIAL TRADING CARDS TEAM JAPAN SYMBOL ATHLETES & NEXT SYMBOL ATHLETES」にサインカードが収録される。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























