【コラム】小悪魔リヴ・モーガンが電撃復帰! WWE「サバイバー・シリーズ」も「TOPPS NOW」も乗っ取る!

WWEのビッグ5と呼ばれるプレミアム・ライブ・イベント(PLE)「サバイバー・シリーズ」が11月29日、MLBサンディエゴ・パドレスの本拠地であるペトコパ-クで開催された。故障で離脱していたリブ・モーガンが5か月ぶりに電撃復帰し、この日の主役になった。

この日の第1試合、イヨ・スカイ&リア・リプリー、シャーロット・フレア&アレクサ・ブリス、AJリーと、アスカ&カイリ・セインの「カブキ・ウォリアーズ」、ナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンド、ベッキー・リンチが激突した女子5人組「ウォーゲーム」の熱闘も吹っ飛んだ。この大会、これ位となったイヨのケージの最上段からのトラッシュ(ごみ箱)缶をかぶってスワントーンも、AJリーがベッキーからタップを奪ったブラックウィドウの興奮も吹っ飛んだ。

第2試合ではインターコンチネンタル(IC)王座タイトルマッチで、引退まで2試合となった王者ジョン・シナが、前王者ドミニク・ミステリオと対戦した。

ドミニクは「ダーティー・ドム」と呼ばれる通り、あらゆる手を使ってシナを攻めたてた。ユニット「ジャッジメント・デー」の仲間であるラケル・ロドリゲス、ロクサーヌ・ペレスがレフリーの目を盗んで介入。シナのフライングショルダーの誤爆でレフリーがリング下で倒れてしまうと、今度はフィン・ベイラーとJDマクドナが乱入してシナを痛めつけた。

何とか、しのいだシナはドミニクにアテテュード・アジャストメント。カバーに入ろうとしたが、レフリーはまだ、リング下。代わりのレフリーを控室に向けて呼んだシナだったが…。

代わりのレフリーが登場するかと思いきや、会場に流れたのは、リヴの入場曲である「Liv Gone Mad」。46,026人の大観衆の大声援と大きな拍手の中、現れたリブは花道を一直線。リングに駆け上がると、「恋人」のドミニクにビンタ。驚く会場、そして、シナ。リヴはシナを見つめ抱きついた。しかし、その直後、リヴはシナの急所を蹴り上げてシナはロープへ。ビンタは実は空振りで、ドミニクが得意技の「619」を決め、さらに、リヴがチャンピオンベルトでシナを殴打。最後はドミニクがフロッグスプラッシュ。リヴがリング内に戻したレフェリーが3カウントして、ドミニクがIC王座に返り咲いた。

ヒールとして女子人気ナンバーワンのリヴは今年6月16日の「ロウ」でのカイリとの試合中に右肩関節を脱臼して長期離脱中で、復帰は来年の「レッスルマニア」と予想されていた。それだけに、リヴ復帰の余韻は冷めやらず。その後のステファニー・バッケルの世界女子王座防衛戦、男子「ウォーゲーム」もかすんでしまった。

「ジャッジメント・デー」の実質的なリーダーであり、WWE女子戦線のトップを走るリヴが今後、どんな衝撃の戦いを仕掛けてくるのか、WWEにまた、楽しみが増えた。

「サバイバー・シリーズ」の話題を独占したリヴだが、TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」でも発行された4枚のうち、2枚のカードに登場。ドミニクに抱きついて王座奪回を祝福する様子と、入場シーンを再現したカードからは、会場の興奮が伝わってくる。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。

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