間もなく発売されるTOPPS社の「2024/25 Topps G-League」に、バスケットボール日本代表の富永啓生のカードが封入されることが分かった。
TOPPS社は6月17日までに「2024/25 Topps G-League」のチェックリストを公式HPなどで公開。「BASE CARD CHROME VARIATION」として富永のカードがカードナンバー#BV-16で記載された。「CHROME VARIATION」ということで、ショートプリントのレアな1枚になりそうだ。
富永はネブラスカ大でプレーし、昨年9月にNBAインディアナ・ペイサーズとのエクジビット10契約に合意も、昇格はならず、Gリーグのインディアナ・マッドアンツに所属。レギュラーシーズンでは15試合に出場した。
スリーポイントシュートが武器のシューティングガードで、「和製ステファン・カリー」とも呼ばれた。カリーが愛用する「アンダーアーマー」とも契約し、プレーやエディションのシューズが作られるなど、米国でも注目を集めてきた。トレーディングカードもPANINI社からネブラスカ大学時代のカードが発売されたことがある。
来季については、日本国内リーグ、Bリーグ1部のレバンガ北海道と契約したばかり。レバンガで腕を磨き、再び、NBAへの夢を追い求めることになった。
日本代表としてはFIVAワールドカップ、パリ五輪でプレーし、6月11日には8月にサウジアラビアで行われるアジアカップの日本代表候補選手42人に入った。
Gリーグでのプレーは今季は見られないが、今季、日本国内でも制作されるであろう富永のBリーグカードとともに並べてみたいものだ。
BリーグのトレーディングカードはBBM社が発行し続けて、国内バスケットボールの発展や人気アップに貢献してきた。近年はバンダイ「ツインウエハース」に封入されたプラスチック製のカードもコレクターズアイテムとして認知し始められている。
Gリーグのトレカは、昨年からTOPPS社が制作・販売している。残念ながら、メンフィス・グリズリーズで日本人4人目のNBAデビューを果たし、Gリーグのメンフィス・ハッスルでもプレーし、Gリーグのオールスターゲームにも出場した河村勇輝は今回の「2024/25 Topps G-League」にはノミネートされなかった。
トレカジャーナル編集部